卓球ラケットのケアをしよう
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ラケット選定
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ご自身に最適なラケットとは?

ラバーはいつから?!
卓球の歴史は1880年代頃まで遡りますが、最初期のラケットにはラバーは貼られておらずラケットは単なる木の板にグリップを付けただけとなっておりました。


卓球知識の泉
卓球知識の泉
その後、木では打感が硬すぎるため柔らかいコルクや皮をブレード表面に貼ったラケットが考案されました。
ラケットを使っているうちに回転をかけるとボールがオーバーしにくいということが発見され、サンドペーパーやバックスキンをブレード表面に貼ったラケットも存在していたようです。

1902年に、薬局で買い物をしたときレジでおつりを受け取る皿に貼ってあるツブツブのあるゴムを見たグッド氏がこれを入手しラケットに貼ってみました。このゴム貼りラケットは今までにない優れたスピンをかけることができ、グッド氏はかなり簡単にイングランドのタイトルをとりました。(参考文献;卓球知識の泉 卓球王国ブックス)
それから、その銭受け皿のゴムのようなツブツブがついたラバーを貼ることが一般的になり、現在でも少数派ではありますが「表一枚ラバー」という名称で使われ続けております。
現在多用されているラバーである「表ソフトタイプ」の「ソフト」とはスポンジのことで、すなわち「表ソフトタイプ」とは、「表ラバー」に「スポンジ」を重ねたラバーのことをいいます。
その後、粒のついたラバーを裏返しに貼った方がよく弾みまたスピンもかかりやすいということが発見され、この「裏返しラバー」に「スポンジ」を重ねたラバーを「裏ソフトラバー」ということとなりました。  現在では、裏ソフトラバーが表ソフトラバーよりも一般化され、使用比率はおおよそ「80:20」程度となっております。

 

 

裏ソフトラバー
裏ソフトラバーは、著しい研究開発が進み、現在では多種多様な性質をもつ豊富な種類のラバーが販売されております。

高張力タイプ
高張力タイプラバーは、ラバーおよびスポンジに常に高い張力をパンパンにかけており、極めて強力な弾みを得ることにより強烈なドライブやスマッシュを可能にしたラバーです。
メーカーによって「ハイテンションラバー」,「エネルギ集約型ラバー」,「ビルトインパワーラバー」等と表示されております。
難点としましては、弾みが良すぎるためある程度の腕がないとコントロールしにくいことと価格が高価ということが挙げられます。

高弾性タイプ
一般的な裏ソフトタイプラバーのことをいいます。
特徴としましては、表面が平滑で摩擦力が大きいため回転をかけやすく、ボールが面で食い込むため良く弾み力強いボールを打つことができます。
現在では標準品として使用されていることもあり、初心者から上級者まで愛用されております。
難点としましては、比較的高価なことが挙げられます。

粘着タイプ
その名の通り表面が粘着質でベタベタしています。そのため回転は非常に良くかかり、ドライブやカットを重視するプレイヤーに愛用者が多くいます。弾みは高弾性タイプに比較して抑え気味となっております。
難点としましては、相手のボールの回転にも敏感になってしまうことと比較的高価なことが挙げられます。

コントロールタイプ
その名の通り、コントロール性能を重視したラバーです。敢えて一言で表現すると性能を落とした高弾性タイプといったイメージで、弾みが少ない分コントロール性は向上し、価格もお手頃価格となっております。そのため、初心者や学生にも多用されております。

アンチタイプ
表面が滑りスピンがほとんどかからない「くせものラバー」です。
打ったボールにスピンがかからないということの外に相手のスピンにも影響されにくいという特徴を持っております。
発売当時は、表ソフトの性格を持った裏ソフトとも言われており、シェークタイプラケットで片面に裏ソフト,もう一方にこのアンチラバーを貼り、表面,裏面を切り替えて打つことにより相手を翻弄するという戦法も流行しました。当時は両面とも同色のラバーが認められておりましたので対戦相手は球筋が読めずに大変苦労いたしました。(そのことにより、1983年にラバーは赤と黒の異色を使用するというルールが生まれました。また、ペングリップタイプも2003年4月より裏面をラバーの反対色で色付けすることが義務付けられました。)

表ソフトラバー
一般的には、ボールを微細な粒の先端で接触させるため、回転はかかりにくく球離れが早くスピードボールを打ちやすいという特徴を持っております。
プレイヤー使用の約80%は裏ソフトラバーとなっておりますが、表ソフトラバーもスピード系プレイヤーを中心に根強い愛用者がおります。
 

スピードタイプ
その名の通りスピードボールを重視したタイプです。ボールが当たったとたんに弾き返されるイメージのラバーです。
粒の大きさは中くらいで間隔はやや狭くなっております。また、粒の形状に特徴があり、根本は太く、途中から先端にかけて円柱状となっております。

回転タイプ
その名の通りスピン性能を重視したタイプです。表ソフトラバーは総体的にスピン性能は裏ソフトよりも落ちますがその中でもスピン性とコントロール性とを高めたのがこのラバーです。
粒の大きさは大きめで間隔はかなり狭くなっております。また、粒の形状は円柱状となっております。

変化タイプ
ボールが揺れるように変化するラバーです。コントロール性はあまりよくありませんが打撃時に粒が変形することによりナックル状の変化球が打ち出され、相手を翻弄するような球を打つことができます。また、相手のスピンの影響もあまり受けないという特長ももっております。
粒の大きさは小さめで間隔はかなり広くなっております。

粒高タイプ
打っているプレイヤーですら意図しないような意外性のあるボールとなります。粒が折れて変形した状態でボールを打ち出すため、カットボールを打っても逆のスピンがかかったり、強打しても揺れるナックルボールがでたりと全ラバーの内で一番クセモノのラバーです。そのため、中学生までの大会や年代別の大会等では使用が禁止されております。
粒は細く高く間隔も広めとなっております。粒が折れやすいことが難点として挙げられます。


厚さ別特徴
ラバーには通常3〜5種類程度の厚さが用意されております。ちなみにこの厚さは、スポンジ部分の厚さの差であり表面のゴムの厚さは同一となっております。比較写真は、上面は「特厚」,下面は「中厚」です。
この厚さによる差は、ある程度の打つ強さがなければほとんど同一のように感じられますが特に強打したときには差が明確にでてきます。
一般的には、同一ラバーにおきましては厚みが厚いほど弾みが良く威力の有るボールを打てます。反面、重くなりまたコントロールは難しくなりますので、使いこなすには相応の腕前が必要となります。
逆に、中厚程度のラバーは特厚に比較しますと弾み,威力は抑えられておりますが軽くてコントロールが良く使いやすい性格となります。

ラバーは消耗品となっております。劣化したラバーでプレイされますとボールの「弾み,スピン」に悪影響がでるばかりではなく「せっかく作ったフォームまで崩してし まう」こともあります。

ラバーはプレイ後のメンテナンスにより性能寿命が著しく延びます。「ラケットのメンテナンス手法」にラバーメンテナンスについての推奨アドバイスを掲載しており ますのでぜひご覧ください。

また「ラバー貼りインストラクション」に「ラバー貼り替え」についてのアドバイスおよびインストラクションを掲載しておりますのでこちらもぜひご参考にしてください。

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