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ラケット選定
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ご自身に最適なラケットとは?

グリップタイプ

まず最初にお悩みになるのは「ラケットのグリップタイプ」ですね。
このラケットタイプには、大別して「シェークハンドタイプ」「ペングリップタイプ」とがあります。


グリップ形態の特徴

シェークハンドタイプは、その名の通り「シェークハンド」すなわち握手するようなグリップ形態となります。
ペングリップタイプは、これもその名の通り「ペングリップ」すなわちペンを握るようなグリップ形態になります。

POINT!!
ちなみに、日本では、30年ほど前までは卓球ラケットといえばペングリップタイプのことを指しておりました。
そのこともあり、日本では、比較的若年層の方達はおおよそ70%のプレイヤーがシェークハンドタイプを使用しておりますが、年輩層のプレイヤーでは逆に70%近くがペングリップタイプを愛用しております。

シェークハンドタイプは、ヨーロッパでは実質的に標準化されているタイプで、アジアを除くと、これ以外のグリップのプレイヤーはほとんど見かけることがありません。
ペングリップタイプは、日本,中国,台湾および韓国等で比較的多く使用されております。

 



各グリップタイプの機能的特徴

フィーリング
シェークハンドタイプは、フォアとバックとを専用の面で打つ構造のため、フォアは手のひらでまたバックは手の甲で打つようなイメージとなります。
ペングリップタイプは、指先で打つようなイメージとなります。

シェークハンドタイプは、ラケットの両面にラバーを貼り、フォアとバックとをそれぞれ専用の面で打ちます。
ペングリップタイプは、ラケットの片面のみにラバーを貼り、フォア,バックともに同一の面で打ちます。(中国式ペンおよび反転式ペンを除く。)

 

コスト
シェークハンドタイプは、両面にラバーを貼る都合上ラバーコストが2枚分かかります。ラバーは消耗品ですので当然貼り替え時にも2倍のコストがかかってしまいます。
デザイン
シェークハンドタイプは、グリップが棒状で材質も多様のためオシャレでカラフルなデザインとなっております。

シェークハンドタイプ

広い範囲に対応できる,バックハンドで威力のあるボールを打てる,大胆なカットボールを打ち易いという利点を持っており、反面、正面に来た球がやや打ちづらいという特質を持っております。


コスト
ペングリップタイプは、片面のみにラバーを貼るためシェークの半分のラバーコストとなります。(ただし、ラバーの劣化はシェークよりも若干早くなります。)
デザイン
ペングリップタイプは、一般的にはコルクの直方体のグリップとなっているため比較的地味なデザインとなっております。

ペングリップタイプ

手首を利かせた小技が打ち易く,また正面に来たボールも打ち易いという利点を持っており、反面、バックで打つ場合には手首を返さなければならず打ちづらくまたボールの威力も出にくいという特質を持っております。




シェークハンドタイプのグリップ特徴

シェークハンドタイプラケットには、4種類のグリップ形状があります。
具体的には「ストレートグリップ」,「フレアーグリップ」,「アナトミックグリップ」および「コニックグリップ」です。
シェークラケット全体におけるシェアは、おおよそ「30:60:5:5」程で、圧倒的にフレアーグリップが多く使用されております。

 

ストレートグリップ(ST)

比較写真の一番左側の形状で、一般的には「ST」と表示されております。
その名の通り「ストレート(直線的)」なグリップで、握った感じは比較的太めの感触となっております。
プレイヤーの握り具合により角度を変えやすく、また浅く握って台上プレイ,しっかり固定して中陣からの攻撃プレイ等の使い分けが違和感なくできるため比較的中級者以上に愛用者が多いグリップ形状です。


フレアーグリップ(FL)

比較写真の左から2番目の形状で、一般的には「FL」と表示されております。
その名の通り「フレアー(裾拡がり)」なグリップで、グリップ先端が細めに形成されているため握った感じは比較的細めの感触となっております。
手を握った時に手のひらにできるシワに沿った曲線形状となっているため、手に対するフィット感が良好で、軽く握ってもしっかりと把持できるような感触を持ちます。また、ラケット面を固定しやすく手に汗が滲んでもすっぽ抜けることが無いというような特長も持っており、現在では、初心者から上級者まで幅広く愛用されております。


アナトミックグリップ(AN)

比較写真の右から2番目の形状で、一般的には「AN」と表示されております。
「Anatomic」とは辞書を見ると「解剖学的な」とでてきます。このことから推察するに「解剖学的な見地から手にフィットするグリップ」と勝手に予測しております。(ご存知の方おりましたら教えてください。)
形状的な特徴としましては、グリップの中央部が膨らんでおり、手のひら全体にフィットするような感触をもちます。


コニックグリップ(CO)

比較写真の一番右側の形状で、一般的には「CO」と表示されております。
「Conic」とは辞書を見ると「円錐形状」とでてきます。この名の通り「円錐状」のグリップで、ストレートグリップの先端を細くしたような形状となっております。ストレートほどの自由度は無いがフレアーよりは角度を付けやすいといったようなイメージです。



ペングリップタイプの特徴

ペングリップタイプラケットには、さらに3種類タイプがあります。
具体的には「日本式ペン」,「中国式ペン」および「反転式ペン」です。
ペングリップラケット全体におけるシェアは、おおよそ「70:20:10」程度の比率となっており圧倒的に日本式ペンが多い状況となっておりますが、中国式ペン,反転式ペンもプレイスタイルの変化と共に徐々に機種も増えてきており、愛用者も増加しつつあります。


日本式ペン

比較写真の一番左側の形状で、一般的には「ペン」と表示されております。
グリップは上方に出っ張り直方体形状となっており、握り方はこの出っ張りに人差し指をかけるように握ります。そのため、自然に親指と人差し指とが近づき、「ペンを握っているような」グリップスタイルとなります。

日本式ペンは、ブレードの形状でさらにタイプが分かれます。(写真)すなわち一般的には「角型」(写真左側),「角丸型」(写真中央),「丸型」(写真右側)に分かれております。



角型」は、スイートスポットが細長く比較的先端寄り重心となっております。この特徴により、強打したときやドライブボールを打ったときに強力な威力が得られます。


角丸型」は、スイートスポットが比較的広く重心も中央付近となっております。強打の威力は若干落ちますがコントロール性は向上し、連続攻撃のときに安定感が増します。



丸型」は、スイートスポットも円状に広く重心もグリップ寄りとなっております。そのため、強打の威力は今一歩となりますが、操作しやすくコントロール性も良く安定した性質となります。

 


発展
日本式ペンは日本で発展した伝統的なスタイルですが中国式ペンはその名の通り中国で発展したスタイルです

日本式との違い
日本式ペンと中国式ペンとの一番の差はバック打法にあります(写真)。すなわち、日本式ペンはフォアもバックも同一の面で打ちますが、中国式ペンは両面にラバーを貼ることによりシェークハンドタイプと同様にフォア,バック各々専用の面で打つことも可能となります。(日本式と同様に同一面で打つことも可能です。)

戦略
また、両面にラバーが貼れるということは、異なる性質のラバーを貼ることにより戦略の幅が増えるということも意味します。

中国式ペン

比較写真の中央の形状で、一般的には「中国式」または「中ペン」と表示されております。グリップは、シェークハンドグリップを短くしたような形状をしており(写真)、日本式ペンに比較して親指と人差し指とが離れた「鷲づかみのような」グリップスタイルとなります。そのため、日本式ペンの特長であった「指先で繊細に操作する」というイメージは無くなりますが、「ラケット面が安定する」ということと「両面で打ちやすくなる」という特長を持っております


 

 


戦略
日本式ペンは打面は片面のみで球質は常に一種類のみですが、反転式ペンは異質のラバーを貼り反転することで全く異なったラバーによる2種類の球質を得られることとなります。(ただし、ラバーを両面に貼る都合上ラケット重量は若干重くなります。)

反転式ペン

比較写真の右側の形状で、一般的には「反転式」と表示されております。グリップは、表面でも裏面でも同様に把持できるように上下対象の形状となっております。
この反転式ペンも中国式ペンと同様に両面にラバーを貼ります。このラバーは異なる種類のラバーを貼ります。ただし、中国式ペンのようにフォア,バックを専用の面で打つという使い方はせずに、ラケット自体を写真のように反転させて異質のラバーで打つという使い方をします。



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